一眼レフカメラを使った商品撮影設定マニュアル|初心者向けの基本設定
ネットショップやカタログ、広告用にきれいな商品写真を撮るには、カメラの設定がとても重要です。
このページでは、一眼レフカメラを使った商品撮影に適した基本設定を、初心者にもわかりやすくご紹介します。
1. 撮影モードは「M(マニュアルモード)」に設定
商品撮影では、光の加減や背景に合わせて細かく設定をコントロールする必要があります。
そのため、カメラのモードは**「M(マニュアルモード)」**に切り替えましょう。
マニュアルモードなら、F値・シャッタースピード・ISO感度を自由に設定できます。
2. F値(絞り値)の設定|F11〜F13が基本
商品全体にピントを合わせるには、F値(絞り値)を大きくするのがポイントです。
目安として F11〜F13 に設定すると、奥行きのある商品でも前後にしっかりピントが合います。
F値が小さいと一部しかピントが合わず、商品撮影には不向きです。
3. ISO感度の設定|ノイズを抑えるなら50〜200
ISO感度は50〜200程度がおすすめです。
ISOの数値を上げすぎるとノイズ(ざらつき)が出てしまい、清潔感や高級感を損なう恐れがあります。
今回はストロボを使用する前提なので、暗さをISOで補う必要はなく、低めの値(ISO100など)で十分対応可能です。
4. シャッタースピードの設定|標準は1/125秒
シャッタースピードは 1/125秒 を基準に設定します。
これはストロボ撮影に適したスピードで、動きのない商品撮影にぴったりです。
あまり遅くするとブレやすくなり、速すぎると露出不足になる可能性があります。
5. ストロボ(フラッシュ)の出力調整
ストロボを使用する場合は、露出計を使って適正な明るさをチェックしましょう。
モノブロックストロボやクリップオンストロボなど、使用する機材に応じて出力を調整します。
光源に近い部分が明るくなりやすいので、被写体との距離や光の拡散具(ソフトボックスなど)も重要です。
6. 撮影後のチェックと微調整
試し撮りをした画像を確認し、
- ストロボ出力の調整
- F値の変更
- ISO感度の再設定
などを行い、最適な露出と色味に仕上げていきます。
特に商品に反射がある場合は、角度を変えることで解決することもあります。
7. レフ板を使った光の調整
ストロボの反対側(対角線上)にレフ板を設置すると、影になりやすい部分に光を反射させて自然な明るさを補うことができます。
小物や立体的な商品を撮影する際に非常に有効です。
商品撮影は設定次第でクオリティが変わる
商品撮影は、機材任せではなくカメラ設定と光の調整がカギです。
基本の設定を理解しておけば、どんな商品でもプロのようなクオリティに近づけることができます。
「F値」「シャッタースピード」「ISO」「ストロボ」「レフ板」といった基本要素を組み合わせて、ぜひ色々と試してみてください。
撮影は奥が深く、そして楽しいもの。経験を重ねながら、自分だけの撮影スタイルを見つけていきましょう!

